過去のご意見(2002年)
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今までにお寄せいただいたご意見です。 |
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■愛犬の状態について 2002.12高知県S様 犬の病気についてお伺いします。名前はポチ(雄)です。もうかれこれ、飼って13年位経ちます。半年前から、尿に血が混ざるようになりました。最初の尿のときは、普通の色ですが、最後のほうになると、血が混ざっています。 これは、どのような病気が考えられますか?病院に連れて行こうと思いますが、かなり離れた病院です。まずは、先生に聞いてからと思いメールを出しました。良いアドバイスをお願いします。ポチは、食欲もあり元気です。 (お返事) 尿に血が混ざるのは、ボウコウ結石かボウコウ炎が考えられます。ボウコウ結石はレントゲンですぐに見つかります。 お早めに、獣医さんに診せていただくのがよいでしょう。 ■愛犬食について 2002.11 I様 我が家にはかれこれ15歳になる、メスのマルチーズ犬がいます。ずっとドックフードで育てられてきていたので、フードの表示を見ると、須磨先生のおっしゃっていた、腐りやすい動物性蛋白質が含まれていてショックを受けました。すぐに須磨先生のホームページに載っていたレシピのものをあげようと思うのですが、砂糖等を味付けに使うと歯垢が出来てしまうのではないかと心配しています。人間用の歯ブラシか何かで歯磨き等をあげるときはした方が良いのでしょうか? (お返事) 砂糖を少々与えたくらいでは、歯石はたまりません。また、ドッグフードを与えていても歯石はたまります。 ご家庭で犬の歯磨きは困難ですので、口臭が気になりだしたら、病院で歯石を取ってもらってください。 ■愛犬食について 2002.9札幌市O様 札幌に住む9歳の柴犬と7歳のダルメシアンを飼っている主婦です。ここのHPは、「本物の獣医・ニセ物の獣医」を読んで知りました。本を手にとってパラパラとめくってみて、目からうろこだったのが「犬にも飼い主と同じ食事をさせよう」という所でした。柴犬は「シャンプーの水が耳に入ったんでしょう」と言われて外耳の治療をしたことがあり、ダルメシアンは生後6ヵ月を過ぎた頃から体中を痒がるようになり、血液検査でもはっきりとした原因が分からないまま「アトピー」と診断され、ステロイドを処方してもらっています。獣医さんを替えたり、鹿肉やなまずが原料のドッグフードを試したこともありましたが、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。 子供の頃に実家で飼っていたアイヌ犬は、玉ねぎの入ったお味噌汁の残りや、いわゆる残飯をあげていましたが、病気ひとつしないで、はじめて様子がおかしいと思って往診に来ていただいた獣医さんには「老衰」と言われて死にました。 須磨先生の本を読んで、ご飯やお肉や野菜をうちの犬たちに食べさせてもいいんだ!と思うと、長年のモヤモヤがふっ切れた様な気がしました。アトピーが先天性で全快しなかったとしても、私達と同じ食べ物を犬たちと食べられるなら、その方が犬たちも私達も (お返事) メールありがとうございます。ドッグフードはやめさせて下さい。世に言う、ネギも大量でなければokです。 ■愛犬食について 2002.9下関市T様 私の家には、約14ヵ月になる雑種の雌犬がいます。約というのは、捨てられていたのを拾ったため、はっきりした歳が分からないのです。生まれて初めて犬を飼うという事で、近くの獣医の先生にいろいろと相談しながら奮闘しています。 先日先生がお書きになった本を読んで、大変ショックを受けました。それは、ドッグフードの事です。主治医の先生は、出来る事なら手作りでとのことでしたが、栄養面などの知識も乏しく、手間もかかるため、H社のSフードを与えてきましたが、これほどドッグフードが悪いとは、夢にも思っていませんでした。人間の食べるものを与えると、塩分や糖分で体を壊すため、フードの方がいいのではとも考えていました。 今日初めて白いご飯に鰹節やちりめんじゃこをかけた食事を与えたところ、今まで食が細く日に2回の食事をやっとの思いで食べさせていたのに、わき目も振らずご飯の最後の一粒まで、私の指についているものまで、あっという間にきれいに食べてしまいました。その後は、大好きだった(と勝手に思っていた)犬用ビスケットに見向きもしませんでした。 こんなに普通のがご飯が食べたかったのかと思ったら、申し訳なさで、涙が出ました。しかし、さっきも書いたように栄養面の知識が乏しいため、この先の食事に自信がありません。本当に人間の食べるものと同じでよろしいのでしょうか。出来る事なら、犬用の食事のレシピを早く掲載してください。お願いします。 私の目を覚まさせてくださいまして、本当にありがとうございました。これからも元気でがんばってください。 (お返事) お便りありがとうございます。愛犬食のレシピについては、できるだけ早くアップしたいと思っております(現在アップ済です)。 犬に与える食事としては、基本的には人間と同じ物でかまいません。しかし肉食を中心としたほうが良いでしょう。すじ肉と野菜類を煮込み、塩、しょうゆ、砂糖でお好みの味付けをし、煮込み汁ごと、ご飯にかけて与えてください。濃い味が不安ならば、若干薄味にしてあげると良いでしょう。なお、きれいなお水は絶やさないようにお願いします。 ■愛犬の状態について 2002.9新潟市D様 うちの犬は、ビ−グル・オス13才位(捨て犬のため年齢不詳)、我が家に来て6年経ちました。3年前に今かかりつけの獣医さんから心臓肥大と診断され毎日薬を飲んでいます。昨日夜中に急に具合が悪くなり、かかりつけの獣医さんも不在なので、電話しまくり、受付けてくれた獣医さんに連れて行った所、軽いヘルニアと診断され、5日分薬を出され安静にして様子を見るよう言われ帰ってきました。 (お返事) 心臓肥大の診断を受け、軽いヘルニアを起していると言われ、薬を飲んでいるとの事ですが、犬の心臓は不整脈が正常で、人間のようにトントンとリズミカルに打っている犬は一頭もいません。健康な時にX線写真を撮っていて、それと比べて心臓肥大云々を言うのなら理解できますが、心臓肥大を一目見て判るような獣医はまずいません。また、肥大した心臓に薬を与えても治る事はまずありません。 ■病院見学について 2002.8香川県N獣医師 はじめまして。私は香川県で開業しているNです。 以前から鍼灸治療に興味をもっていましたが、なかなか時間が取れずそのままになっていました。昨日先生のホームページを拝見し、ぜひ治療の現場を見せていただき、出来ればご指導いただけたら、と思っております。 (お返事) メールありがとうございました。N先生の都合のよい日に神戸までお越しください。待っております。 ■病院見学について 2002.7 岩手県Y.F様 ホームページを読んで興味をもったのでお便りいたしました。 僕は岩手県で獣医学を専攻する学生ですが、出身は兵庫県です。将来、西洋医学をベースにしつつ、鍼治療や食事療法なども用いることで自己免疫力を高めるような治療を行い、余計な薬や外科的な治療をなるべく使わず、ペットも飼い主さんも幸せにするような獣医師になりたいと考えております。 そんな時に先生のホームページに出会い、僕が考えていた獣医師像にぴったりだったので驚きました。特に白内障が鍼治療で良くなるというのは、以前飼っていたシェルティが晩年白内障だったこともあり、びっくりしました。そこで、実際に鍼治療を含めた診療をぜひこの目で (お返事) 若い方に、私のような考えに共鳴していただけると、非常にうれしく思います。 どうぞ見学にいらしてください。ただ、8月は休診の日が多く、事前に電話ででもご連絡いただければありがたいです。 暑い日が続きますが、勉学に励んでいただき、りっぱな獣医になってください。 ■愛犬食について 2002.6 C.Y様 「本物の獣医・ニセ物の獣医」という本を見ました! その中に「ペットフードはだめ!」とあり、人間のご飯をあげようと思うのですが、「人間のご飯をあげていたら狂犬病になる」と獣医に言われました。 犬を飼いたいと思っているのですがどうしたらいいのでしょうか。 (お返事) 本を見ていただいてありがとうございます。変なことを言う獣医さんがいるのですね。狂犬病などには絶対なりません。それよりドックフードを食べさせるほうが病気になります。 ■老犬に対して 2002.6 神戸市Y様 我が家には15歳になるプードルがいるのですが、目は白内障で光くらいしか感じることができないようで、いつもビクビクしています。後肢もだいぶ弱ってきているようで歩く事さえままなりません。家に帰ると飲み水の器のなかに体をつっこんで冷たく固まっていたこともありました。 もう老犬ですし何もしないのが犬のためなのかとも思っていたのですがウチの犬のような症状でも今からでも治せるでしょうか。 (お返事) メールありがとうございました。ご愛犬は15歳ということですので最高に長生きしています。白内障になって、長い年月が経っているので見えるようになるにはかなり時間がかかります。もうそっとしておいてあげたらいかがでしょうか。美味しい物を食べさせて好きなことをさせてあげてください。よく考えて、ワンチャンにとって一番いい方法を考えてあげてください。 ■獣医師について 2002.1 神奈川県T様 私どもの住んでいる所には動物病院が数多くあります。仲間の話では、夜間緊急時に対応してもらえる病院がない、いつも診てもらっている病院ではCT、MRIなど高額な設備がなく、設備のある病院に紹介され交通費等の費用がかさみ、困った等聞きました。 家族の一員で大切なペットと共に安心して暮らせる医療設備はどのようになっていくと思われますか。 (お返事)
まず、夜間診療のことについてです。口の利けない動物のことなので可能な限り診るべきだと思います。しかしながら、診療時間の制約等により、獣医師が不在の場合がどうしても発生します。このようなときは、飼主がドクターとなります。そのため、ペットに関する必要最低限の知識を持ち合わせておくのが飼主側の責任と考えております。ホームページ(インフォームドコンセント)で述べておりますように、当病院では飼主の方には症状・原因・治療方法をはじめペット側に立って彼らがどのように感じ、飼主にどのような事を訴えようとしているのか等、私の持っているすべての情報や知識をお伝えしております。ペットにとって一番の治療者は飼主、私ども獣医師はそのお助けをしているに過ぎません。 次に医療設備のことについて、私の考えを述べさせていただきます。 高額な設備を導入し、精密な診療を施すことが、最善の方法には違いありません。しかし、それには多額の投資を必要とし、結果的に飼主に負担をかけてしまうことになります。当病院では私の経験と知識によりそれらを補い、かつ飼主に必要最低限の負担により最大の治療効果を引き出すように努めております。もちろんそのためには、最新の療法、情報を常に吸収する努力を怠ってはならないと思います。 従って、当病院には必要な設備しか置いておりません。ホームページで紹介しております後躯麻痺の犬達は、CT,MRI等を撮り、その結果椎間板ヘルニアと診断され、手術を受けた犬もおりました。しかし、レントゲンを撮って診たところ、私の診断では単なるギックリ腰で、ほとんどの犬はハリによる治療でかなりの回復を見ております。 高額設備の導入については、獣医によって様々な考えがあると思いますが、当病院では以上のような考えを飼主の方に説明し、十分納得していただいた上で、飼主と一体となった治療が最善の方法であるというのが、現在に至る私の結論であります。 |